ウズベキスタンの古都ブハラ スザニやハサミを探す、かわいいお土産散策の旅
Rishtaにて、インターン生を迎えております。
今回はインターン生の体験記を記載させていただきます。
ウズベキスタンで有名な観光地の一つ、ブハラ。
シルクロードのオアシス都市として栄えた歴史をもち、世界遺産に登録されている旧市街は、一日あれば徒歩で十分散策できるほどの小ささでありながら非常に多くの遺跡を保存しています。
その中で、16世紀の隊商宿やバザールであったタキと呼ばれる建物群は、現在、当時の雰囲気をそのまま残す土産物屋街になっており、ブハラの様々な工芸品を一挙に見ることができます。
今回はブハラ旧市街を散策し、魅力たっぷりのかわいい雑貨を探していきましょう。
ウズベク土産の定番 コウノトリのハサミ
ブハラにはハサミ職人が多く、一つひとつ手作りした一点物を買うことができます。
洗練されたゴールド、シルバーのものだけでなく、青、紫、緑、桃色が複雑に混ざり合った華やかなものも。
作り手や仕上がりによって異なる表情を見せるコウノトリたち。お気に入りの1羽を探して歩くのも楽しそうです。
色彩豊かで細やかな刺繍 スザニ
良質なスザニの産地の一つでもあるブハラ。
今回発見したものは、ピンク、赤、水色、薄緑色を組み合わせた、パステルで可愛らしいクッションカバー。
ザクロモチーフの中にも様々な模様が施され、隅々まで細かく植物があしらわれています。旧市街にはスザニのワークショップも多く、どのように作られているのか、実際に体験して知ることができるのも魅力です。
伝統の綿花柄からモダンデザインまで 食器
一般家庭、レストラン、ホテルなど、ウズベキスタンのいたるところで見られる綿花柄の食器。
紺色が定番ですが、黄色、赤色、緑色なども色鮮やかで可愛らしく、いろんな色を揃えたくなってしまいます。
アドラス模様のティーポットも、夏に使いたくなるビタミンカラーが目を惹きます。
新印象派のような点描で描かれているのはリシタンのお皿。
リシタンといえば深い青緑の陶器が有名ですが、こちらのデザインは比較的新しいもののようです。
色彩豊かで細密な模様は、飽きることなくいつまでも眺めていられそう。
ブハラの遺跡をお部屋にも インテリア
ラビ・ハウス近く、たくさんの土産物屋が集まるアートギャラリーで発見した色とりどりのザクロ。
1個飾るだけでも部屋に彩りが出ますし、様々な柄を集めるとより映えそうです。
陶器でできたミニチュアのモスクやマドラサ(神学校)に、それらのモザイク模様を思い起こさせる青いタイルも。
ブハラのかわいい手工芸品たち。多くのモノが大量生産で作られる現代で、これらの工芸品は今もなお職人たちの手作業によって受け継がれています。
伝統的で、ウズベキスタンらしさがありながら、日常使いしやすいデザインが多く、自分のお土産にもギフトにもぴったり。
今回ご紹介した雑貨たちが、ブハラを訪問するきっかけに、そしてウズベク旅行のお土産探しの参考になれば幸いです。