繊細な柄が美しすぎるリシタン陶器
ウズベキスタンの観光地のお土産屋に並ぶ青くて細かい模様のお皿。
どこの観光地に行ってもきっと出会うお皿。
でもよく見るとすべて柄が違う。
美しさに惚れ込んでしまう人が多いリシタン陶器をご紹介します。
リシタン陶器工房を訪れました
タシケントの東部、フェルガナ地方。
リシタン陶器はその名のとおりリシタンという町で長年作られている繊細な柄の入った青色の陶器です。
リシタンには多くの工房がありますが、観光客用に見学できる工房は数か所あります。
訪れたのはRustam Usmanov氏の工房。
話によると、8-9世紀ごろから陶器作りがリシタンで行われており、現在の青色のスタイルは14世紀ごろから作り始めたと言われているそうです。
地元の赤土で作られる粘土を数分で一個というスピードで成形していく陶芸家。
成形したら1-2週間乾燥させ、まずは940℃で12時間位素焼きするとか。
素焼きしたあとには、細かい模様を絵付け。
細かい模様をひとつひとつ手描きしている姿。
私たちがじっと見つめているのに、おかまいなしで集中して描き続ける職人さん。
植物のモチーフや幾何学模様など細かく素早く装飾していきます。
最後にフェルガナ地方でとれる木からできるという釉薬をかけ、再度980℃で8-10時間2度焼き、出来上がるという。
工房の中では、陶器も買うことができます。
小さいお皿から、大きなお皿まで。一つ一つの柄も違うから迷ってしまう。
陶器好きには心躍る場所なのです。
暮らしの中のリシタン陶器
いろいろな形がそろうリシタン陶器。
小ぶりなティーカップから、多くのお客様をもてなすようの大皿まで。
ウズベキスタンではインテリアとしてホテルや家庭で飾られるのも多いです。
世界にはたくさんのお皿があるけれど、ウズベキスタンのリシタン陶器も模様が細かく本当にかわいい。
日本の家庭にもひとつ、ふたつ置いたらかわいいだろうな。
そんな想いでリシタン陶器を仕入れています。
リシタン陶器販売ページ
Rishtaでは長年Silk Road Partnersとしてリシタン陶器を取り扱ってきました。
これからは多くの活動の拠点をウズベキスタンに移すため、年に数回日本に帰国する時のみ仕入れ、販売させていただく予定です。
instagramをはじめ、商品をご紹介していきますので、ぜひその時にはリシタン陶器を探しにきてください。